2017-12-02

フリーペーパーをまとめて制作するということ

 今年は、アウトプットの物量に目標を立てた。そのなかで特に大事にしたのが、フリーペーパーを6号発行すること。これは「ポンコツ新聞」を1月に2号、6月に4号発行して達成できた。配布場所も増やして、各号数百部配った。

複数号まとめて同時進行で制作、配布するのはいいアイデアだった。初めては1号だけ作ったほうがよいけれど、2号目以降は同時進行が絶対によい。

その理由は、

  • 制作の面倒なところを一回に集約できる
  • アチラでできなかったネタがコチラで使える
  • ネタのバランスや配置を考えるのが面白い
  • 配布場所への設置の手間も省ける


コスト削減という点では特に、面倒な作業にかかる時間を集約できたのが嬉しい。単純に、原稿に消しゴムかけるのも、スキャンするのも、データを加工するのも、印刷用にデータを整形するのも、いっぺんにまとめてできる。1号ずつ作っていたら、きっと6号発行する目標は達成できなかった。

愉しみという点では、各号の内容の違いが気分転換になったのが嬉しい。「ポンコツ新聞」はひとくちサイズだから、毎日同じ料理を作るストイックさよりも、毎日ちがうメニューを作る多彩さのほうが相性がよい。1テーマを掘り下げるZINEを作る方にとっては、どっぷりハマる作り方が相性がよいのかもしれない。


 フリーペーパーの制作目標が達成できて上機嫌だったのだけれど、また作ることにした。しかも大量に。これから取捨するかもしれないけれど、今は16号分のネタがある。しかも、実は2バージョンずつ制作しようとしているので、実質32号分だ。


 今やろうとしているのは、
・十数号分をまとめて描いて、電子書籍にする
・同じネタの実写版を撮って描いて、十数号のフリーペーパーにする
という計画。


 シングルを2、3枚出した新人が、ミニアルバムを経て、2枚組にとりかかる気分。と言うと、無謀な感じがする。無謀な試みが失敗するなら、それも今後、このブログに記録する。