2015-12-15

バーとかクラブ、もっと日本酒置いてくれないかな

 今年は、日本酒ばかり飲んでいる。

果実のような香りのするのが好きだ(薫酒というのだろうか)。

女性フェロモンの匂いに似ている気がする。


日本酒好きの困りごと。

夕方うっかり日本酒飲んじゃって、行きたかったクラブイベントを諦めることがある。

飲み会の1軒目で日本酒飲んで、2軒目がバーだと飲むものなくて、薄ーい水割りをすする。
飲み足りないのに、悪酔いするという。


バーとかクラブ、もっと日本酒置いてくれないかな。

ビール、リキュール類のメーカーとの契約があって難しいのだろうか。

Richie Hawtinさん、もっとがんばってほしい。



■今年、おいしかったお酒

おれは全然詳しくないいので、統一感ないのかもしれないけれど、事実美味しかったお酒たち。

京都 錦市場の「器土合爍」(丹山酒造のお酒を扱う)と、
東京駅のはせがわ酒店に、いつもお世話になっています。



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2015-12-14

料理は瞑想

 生業がうまくいかないと、あそびもうまくはいかない。

一日中、選択と判断を繰り返して疲れているんだろう。

日中は元気だった煩悩も、帰り道はシーンとしている。

家に着くと、グッタリするかボーッとするか。無為に過ごすだけだ。



ある日、帰宅して料理をしていると、疲れがとれることに気づいた。

どうしてだろう。上手に瞑想ができた時みたいに、地に足がつく感じだ。

五感を使うからだろうか。

器用ではないので、カンタンに切って焼く程度の料理。

静かなバーに立ち寄って、グラスを見つめているような気分だった。

2015-12-13

感じないのは不感症、気づかぬふりは過剰適応。

 結果がでること、「これはお客様にとって価値がある」と自信があること、

このふたつは生業の絶対条件だ。



このふたつが疑わしい時は辛い。

だれもが、ほんとうは違和感を感じているのに、気づかぬふりをしている。

騒ぎたてるやつはバカだ。



しかし、感じる以上、その違和感を信じるしかないのだ。

感じないのは不感症、気づかぬふりは過剰適応。

おれの脳がこわれているなら、おれ自身はそれがわからない。

迷惑をかけるなら、誰かが病院につっこんでくれるだろう。


自分の感覚を疑うなんて、おれは相当弱っているらしい。

たくましい猫ちゃんの横顔を見て、自分を戒める。


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向こう岸に行きたいから、早く川の水をバケツで汲み出してくれ

 生業がうまくいっていない。

お客様の言葉には応えているのに、お客様のためになっていないのだ。

■寓話


お客様が、

「向こう岸に行きたいから、早く川の水をバケツで汲み出してくれ」と言う。

上司が「上流をせきとめましょうか」

先輩が「橋をわたしましょうか」

おれは「舟を作りましょうか」

と提案するが、お客様は

「そんな金はないから、早く大きなバケツを持ってこい」

と言う。



上司と先輩は優秀なのでバケツ捌きが上手い。

おれは遅い。それに、要領が悪い。

「ほんとうに、バケツで汲み出せるんですか」

上司と先輩は「何をいまさら。それが前提だ」と答える。

「その前提は正しいんですか。誰か確かめたんですか」

「お客様が、そう言っているんだ」と、上司がいやな顔をする。

もう何も、聞くことはない。



何日かたつと、お客様が

「水を汲み出すなら、ホースのほうが早いんじゃないか」

と言う。

「どうして、言われるまで気がつかないんだ」とイヤミを言われながら

上司と先輩がバケツを置いて、ホースを手に取る。

「なるほど、これはバケツより早い」



向こう岸はまだ、遠い。

ボーッとしているおれを、上司と先輩がバカにしたような目で見る。

おれは、自分の感じる違和感に自信が持てなくなる。

明日の天気予報は、大雨だ。

2015-12-04

日本酒が描かせた絵

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2015-12-03

キャッシュレス社会では、ギャングの取引もスマホ決済なの?

■キャッシュレス先進国スェーデン

f@st companyの記事より。

要点は、
  • 国内のトランザクションの80%がキャッシュレス。
    あと8-10年には実質的にキャッシュレスになる。
    でも、完全なキャッシュレスになるには2040年頃までかかる。
  • 小額の支払いも、スマホ(Swishというアプリ)かキャッシュカード。
    新聞を売るホームレスもクレジットカードを受け付ける。
  • メリットは、盗難や組織犯罪、脱税を減らすこと。
  • デメリットは
    「全員がスマホやキャッシュカード、銀行口座を持っているわけではない」
    「プライバシーがない」

■秘密のお金ってどうなるの

 やはり気になるのは「おおっぴらに言えない」お金の使い方ってどうなるの?
という点だ。

ギャングが、薬物の取引で、「シャリーン」ってスマホ決済してたら、笑う。

  • ヘソクリ貯金は、家族にバレないの?
  • こどものおこづかいは、キャッシュレスだと味気ない
  • 貨幣がめずらしくなると、額面と実際の価値のギャップが大きくならない?
  • 未成年が酒や、タバコや、ポルノ雑誌を買ったりできないの?

 お年寄のなかには、やはり現金しか扱わない人もいるだろう。

薬物や売買春など、危ない取引も監視を恐れて現金になるだろう。

すると、「現金を持つ」=お年寄か悪いやつ ってことになる。

ギャングたちはおおっぴらに現金を持つと、警察ににらまれるから、
お年寄を隠れ蓑にして・・・と妄想する。

「悪いお年寄」というモチーフは大好きなので、今度、マンガにしてみようかな。



データを「要約」する技術 Teraki

■データ量の爆発に対する、「要約」技術


IOTが喧伝されて久しい。
センサーが生むデータ量が爆発し、手に負えなくなるのは明白だ。
通信速度やデータ処理速度も向上しているけれど、追いつかないだろう。

ちょっと古いが、Teraki というベルリンのスタートアップの記事を見つけた。

要点は、
  • Terakiというアルゴリズム(ソフトウェア)はデータの要約ができる。

  • 要約の方法は、音楽分野でfrequency decompositionと呼ばれる方法に近い。

    frequency decompositionというのは、音をsinusoidという単位に分解する技術らしい。
    よくはわからないけど、データを点の集合ととらえず波形でとらえて要約するということかな。

  • このアルゴリズムはデータ圧縮とは異なる。
    データ圧縮は、デバイスのバッテリーや処理時間を無駄に消費する点で向いていない。

  • メリットは、言うまでもなく通信量、処理時間、データ容量の削減。

  • すでに自動車メーカと実装をはじめていて、自動車が生む250MB/時のデータを10MB/時に削減し、精度は99.99%できる。

■記事の内容について


徒然と思ったことをメモ。

  • データの種類によって、適用できるか否かが変わるんじゃないか。
    波形に変換しづらい、バラバラなデータって、要約しづらそう。
    きっと精度が下がるんだろうな。

  • frequency decompositionってどんな技術?
    音がどんなふうに聴こえるんだろう。

  • IOTセンサーが発する波形を音楽として聴けたら、面白そう。
    街なかのセンサー群では、きっとアンビエントな感じだろう。
    テクノがかかっているクラブのセンサー群は、二次創作の材料になりそう。
    人や物の動きに一定のパターンがあるから。

  • IOTデータ量の爆発って、先日読んだ「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」で、数値目標が増えすぎてシステム化しても管理できなくなる組織に似ている。
    逆に言えば、企業が導入しているシステムにもデータ要約アルゴリズムの需要はある。

■人の脳にもほしい(1)

人間がメディアから受け取る情報量も、もう爆発している。

「おいしいトコどりしてくれる」を売りにしたキュレーション・サービスや「顧客の好みを学習する」は既にあるが、どれも、いまいちピンとこない。

恣意的なマーケティングが絡んでいるからだ。
本当の意味での要約ではなく、「これが金になるんです」というアピールになっていて、的を射ていない。


理想は
  1. 分厚い本を入力すると、要約がもらえる有料サービス
  2. TVのバラエティ番組の面白いところだけ編集してくれるレコーダー

1.は、人力で実現している有料サービスを利用したことがあるが、イマイチだった。

ライターがビジネス書を数ページ分に要約するサイトだったのだが、何にも伝わらなかった。
実際に読んだことのある本についても、要点を外していた。

これも、本の売り上げに響かない配慮が邪魔していたのだろう。
「続きは本書で」とか、要約ではなく紹介に過ぎない内容も多かった。

2.は、今のyoutubeが一部、違法に果たしているサービスかもしれない。


■人の脳にもほしい(2) いや、もうあるぞ。


知覚情報の処理も要約できたら、面白い。
もっと他事を考えたり、第六感が開発されたりするんじゃないか。

たとえば、特殊なメガネをかけると、視覚情報を要約してくれる。
道を歩いている時にかけると、

  • 歩くのに支障がない程度の路面変化は省略してくれる
  • 通行人の細かい動きや持ち物、表情は省略してくれる
  • 通行人のなかから、知人や、好みのタイプの異性をハイライトしてくれる
 と、ここまで考えて、「あ、これ、もうあるぞ」と気づいた。
我々の脳は、情報量の爆発に適応しつつある。

「電車内で化粧する女性」について語る時、「他人は背景」と認知されている、とよく語られる。

つまり、情報を要約して、自分に重要でないものは背景として省略し、気に留めないのだ。

この傾向はもっと加速するのだろうな。