2015-12-03

キャッシュレス社会では、ギャングの取引もスマホ決済なの?

■キャッシュレス先進国スェーデン

f@st companyの記事より。

要点は、
  • 国内のトランザクションの80%がキャッシュレス。
    あと8-10年には実質的にキャッシュレスになる。
    でも、完全なキャッシュレスになるには2040年頃までかかる。
  • 小額の支払いも、スマホ(Swishというアプリ)かキャッシュカード。
    新聞を売るホームレスもクレジットカードを受け付ける。
  • メリットは、盗難や組織犯罪、脱税を減らすこと。
  • デメリットは
    「全員がスマホやキャッシュカード、銀行口座を持っているわけではない」
    「プライバシーがない」

■秘密のお金ってどうなるの

 やはり気になるのは「おおっぴらに言えない」お金の使い方ってどうなるの?
という点だ。

ギャングが、薬物の取引で、「シャリーン」ってスマホ決済してたら、笑う。

  • ヘソクリ貯金は、家族にバレないの?
  • こどものおこづかいは、キャッシュレスだと味気ない
  • 貨幣がめずらしくなると、額面と実際の価値のギャップが大きくならない?
  • 未成年が酒や、タバコや、ポルノ雑誌を買ったりできないの?

 お年寄のなかには、やはり現金しか扱わない人もいるだろう。

薬物や売買春など、危ない取引も監視を恐れて現金になるだろう。

すると、「現金を持つ」=お年寄か悪いやつ ってことになる。

ギャングたちはおおっぴらに現金を持つと、警察ににらまれるから、
お年寄を隠れ蓑にして・・・と妄想する。

「悪いお年寄」というモチーフは大好きなので、今度、マンガにしてみようかな。