2016-01-03

2016年1月2日(土)



 渋谷に着きクラブに行く途中、昼から何も食っていないと気づき、ラーメン屋に入る。
ラジオで、桑田佳祐が"Happy Together"を弾き語りで歌うのが聞こえた。
うれしかった。

クラブは狭かった。
目当てのDJが出てくる頃には、ずいぶん賑わっていたが、踊れないほどではない。

1時間ほど踊っていると、さらに混んできた。
DJが交代して、フロアの雰囲気も入れ替わった。
目当てのDJのプレイがこんなに短いとは思わなかった。

踊っているのは白人ばかりで、日本人は騒いだり口説いたりしている。
踊っていない群れの中にいるのは、満員電車に乗っているようで楽しくない。
おれは独りでクラブの外に出た。

 ふと、渋谷から荻窪まで歩いてみよう、と思いついた。
目当てのDJがもう一度プレイするまで3時間ある。
同じくらいの時間で、行けそうだ。

北西に歩き出す。
クラブやバー、ミニシアターの近くを通り過ぎる。

代々木八幡、幡ヶ谷、環七通り。
渋谷から離れて住宅街に入る。ほんとうに人がいない。
ドン・キホーテが歩くのも、こんな気分だろうと思う。

 青梅街道まで出たところで、くたびれたのでタクシーを拾う。
ジーンズとシャツだけ脱いでベッドに入る。
翌日、ともだちからの電話で起こされる。


2016-01-02

2016年1月1日(金)

初詣。神社での焚き木。
こどもが母親に、耳打ちしている。
しばらくして、今度は大きな声で
「火に、近づけるようになったよ」と言った。
こわくて近づけなかったのが克服できてうれしいらしい。
離れたところにいる父親にも伝えたくて、大声で呼ぶ。
「パパ!パパ!火につけられたよ!」

2015-12-31

2015年のふりかえり(消費編)

 いい歳なので「ふだん使うものは、いい物を買って長く使おう」とは思うのだが、難しい。「いい物」って、探す労力をかけてもなかなか見つからない。そんななかでも「いい買い物だったなあ」と嬉しかったこともある。

■ベストバイ



engineered garmentsのジャケットはすごく気にいっている。鈴木大器さんにも興味を持って、青山のブランドショップにも行ってみた。お店に並んでる商品には全然ピンとこなかった。シーズンを変えて行ってみよう。

■ハマった食べ物


  • 冷奴
  • タコの刺身
  • 枝豆
  • エリンギ
  • あぶらあげ

 おれはハマるとずっと同じものを食っている。今はあぶらあげにハマっているけれど、ふつうのスーパーでも選択肢がつきない。豊かな世の中になったんだなあ。

2015年のふりかえり(ナマで観た編)

 2015年は、イベント参加は少なめだった。
平日と週末で生活拠点が京都と東京に分断されたのが大きい。

金曜日に新幹線移動するので、帰宅してから出かけるのが大変でクラブ活動はガクッと減った。
また、単純に自宅でやりたいことが溜まるので週末に出かけること自体減った。

そんなか、特に印象深かったのは、こんな「ナマで観た」。

  • 石野卓球さんロング・セット@京都WORLD
  • 東寺の空海の書
  • 宝井琴調さん(らくごカフェ、鈴本演芸場)
  • 永野さん
  • 笑い飯 西田幸治さんの単独
  • The Jon Spencer Blues Explosion

東寺で見た空海の書はウットリするくらいかっこよかった。
「弘法も筆の誤り」って諺になるのも納得な、字の美しさ。
好きなマンガを模写するかのように、筆跡をなぞると鳥肌がたつ。

笑い飯や永野さん等、落語以外のお笑いのイベントに行くのも新鮮だった。
(もう解散しちゃった)カリカの漫才やトークイベント以来だ。
お笑い的には、いいものをたくさん観た。

いっぽうで、音楽はすこし不作だった。
クラブイベントは行ける回数が減ったし、ハズレのイベントもいくつかあった。
特に残念なのは、The Black Keysの公演が中止になったこと。

一番よかったのは、卓球さんのロングセット。
WORLDの音響は酷かったけど、楽しかった。

あと、中学、高校の頃よく聴いていた、電気グルーヴ、チバユウスケさんをナマで観て「アンチJ-Popだと思ってたボクのヒーローたちが、完全にJ-Popだった」と勝手にショックを受けた。


2015年のふりかえり(映画編)

 今年は、比較的多くの映画を観た。新作、旧作、スクリーン、DVD問わずに、印象深かった作品を挙げる。

  • 仁義なき戦い 1~4作
  • 男はつらいよ あじさいの恋
  • 椿三十郎(再び、新文芸坐のスクリーンで観た)
  • 野火
  • 浮草
  • ニンフォマニアック vol.1
  • ドラマ版FARGO
  • MAD MEN season 6, 7
  • ぼくの叔父さんの休暇

 2015年は「仁義なき戦い」シリーズにずっぽりハマった。2作目は笑えないが、このシリーズ全般は哀しいコメディとして大好き。緊張と緩和のコントラストが最高だ。

やくざの会話が、素朴な日常の言葉で交わされる。当然のことだが、それだけでも可笑しい。松方弘樹さん演じる坂井が、山守にむかって「そりゃ屁理屈です!」と怒鳴るシーン。言い方はなんとなく可愛らしいのだけれど、話題は覚醒剤。

不条理なやくざ社会のなかで、ありもしない仁義や理屈を通そうともがく姿が哀しいし、可笑しい。

 「男はつらいよ」の絶望回も衝撃的だった。
このブログにも、興奮気味に感想を書いた。書いた後に、書籍「観ずに死ねるか!絶望シネマ88」で取り上げられたのを知ったが、おれが感じたのとは別の意味での「絶望」らしい。いろんな絶望をはらんだ、名画なんだね。

 映像として印象に残っているのは、何と言っても「野火」。二度と観たくない名画だ。逆に「浮草」はあらゆるカットが美しい。男が少し、身勝手すぎるけれど。

 ドラマ版「FARGO」「MAD MEN」もクスクス笑えた。ニヤニヤ笑ったのは、「ニンフォマニアック vol.1」のユマ・サーマン。全編、ブラック・コメディとして大好きだがvol.2は少々、痛すぎて笑えない。

 どうやら、トボけたブラックなユーモアが、2015年おれのツボだったらしい。

2015年のふりかえり(創作編)

■成果

  • 今年は、電子書籍を2冊出した。
    ポンコツ新聞の第3号「へんなむし」、第4号「三題噺」。

  • 家族のためにヒトコマ漫画を描いて、40ページ弱の冊子を作った。

  • このブログで、散文100本を書く修業を始めた。

■所感


2015年は生業の都合で、京都に仕事部屋を持つようになった。創作のやり方も工夫が必要だった。

 マンガは、道具を二揃い買って、自宅と仕事部屋、あちこちで描いた。あちこちで描いて、あちこちのセブン・イレブンでスキャンして、あちこちで画像データを作成する。3つアウトプットできた。多いとは思わないけど、合格点。

 散文を書く練習は、100本書くまでは、何でもいいから恥を書くつもりで断続的に継続中。

今年は、ほとんど曲を書かなかった。出張があると継続しづらいあそびが音楽だ。2016年は、再び変な歌を作ってネットに垂れ流したい。

■これから

  • ドン・キホーテのマンガを描いて、フリーペーパー&電子書籍で出す。
    今は原作をたどりながら、設定やエピソードをネタ出し中。
  • ヒトコマ漫画を定期的に、このブログかELLOに載せる。
    セブン・イレブンも便利だけど、小さなスキャナ買おうかな?
  • 散文100本書き終えたら、楽器を仕事部屋に持ち込んで曲を書いて流す。
  • ジョークのデータベースを作る。
    ほんとはiPhoneアプリにしたいけど、散文とマンガと音楽が優先。
  • AWS上に電子書籍データを作る用の環境を用意しようかな

2015-12-30

宝井琴調さんのこと

 毎年クリスマスの頃に宝井琴調さんが鈴本演芸場のトリをつとめる。
落語の定席で、トリを講釈が飾るのは、宝井琴調さんだけだ。
鈴本演芸場の講釈台は、長らく使われていなかったらしい。

おれは講釈ファンではないが、宝井琴調さんが好きだ。
柳家権太楼さんがトリをつとめる時にお見かけしてファンになった。

今年は、最終日1回しか行けなかったけれど、
ひさびさに観れて、聴けてよかった。

こまったことには、公演予定がわかりにくいんだよな。
先日、電話して問い合わせたけれど、後援会はないらしい。
他の琴調ファンは、どうやって調べてるんだろう。