2016-09-02

狂雲集が難しい



 狂雲集を今、読んでいる。これが難しい。何冊か読み比べたが現代語訳がわかりやすいものがなかなか見つからない。平易なものを読み進めているのだが、「●●の曰く」が「●●のコメント」と訳されているのが可笑しい。海外の小説で通貨を円や銭と訳す可笑しさに似ている。

いっぽうで、吉川英治の三国志や新・水滸伝で登場人物が江戸っ子口調なのは楽しく読めてしまう不思議。