2015-11-21

「最強の食事」「最高の食事」の前に、どこに行っても同じ店、同じ味、同じ光景じゃないか

■話題の「最強の食事」に目を通した


細かな食べ物のアドバイスのすべての実践は難しいが、
おれはカフェイン中毒なのでBulletproof Coffee「完全無欠コーヒー」はゼヒ飲んでみたい。


■主旨は「ちゃんとこだわって、高くてもいいものを食え」


よく「脂はとっても太らない」みたいなこと言われるけど、ファーストフードの脂は太る。
あたりまえのことなんだけど、「良い」脂なら太らない、ってこと。
そして、良いものは当然、高い。

コンビニや高級スーパーあたりで、本書と連携した特集コーナーしてくれないと実践できないな。
と、そんなことを思うくらい、会社に属して仕事をしていると、食生活のコントロールって難しい。

朝、バスや電車で通勤して、
昼は、オフィスの近くで外食するか、スーパーのお惣菜やコンビニ弁当。
夜は、昼食と同様か、自宅で簡単に自炊する。

こういった、おれに似た生活スタイル(つまり収入レンジ)の人は、実践が難しいだろう。


■絶望的な光景


本書を読んだ次の日、昼の12時に絶望した。

自分のオフィス周辺の昼食の選択肢は、
ファーストフードと、添加物の香り高いレストラン・チェーンばかり。


健康やダイエットに良い悪いだけではない、味気ない食事。
日本全国、どこに行っても、同じ店、同じ味。

これが、おれの親父や祖父の世代が作りたかった光景なのか?

これから格差が拡がると、「最強の食事」「最高の食事」をとる裕福な層と、
そうでない層に分かれていくのだろうな。

本書に書かれているようなことが科学的事実なら、
日常的に食べるものの違いから、遺伝的な差異が生まれてもおかしくない。

おれは裕福ではないけれど、ちゃんと食事にお金を使って、
ヘタなものを食う機会は減らそうと思った。