■中古CDが大暴落
先週、twitterでグチってしまったが、中古CDの値段が暴落している。それに伴い、お店の経営も苦しくなって商品管理もいい加減になってきている。特に90年代、00年代の洋楽はひどい。
ディスクユニオンで中古CDの価格が大暴落してるのに驚いた。嬉し哀し半々で買いこんだ。開封したら腐食してて聴けないCDがあって驚く。買ってからしばらく経ったし数百円だから諦めるが、やはり安かろう悪かろうで品質管理なんかできない状況なんだろう。アナログに注力して挽回してほしい。— 黒石 三太 (@5antaClau5) 2015, 10月 24
■中古CD屋さんが好き
おれは新譜でほしいものがあればネット通販で買うし、お店でブラブラ物色したい時は中古屋さんに行く。
お店で新品を買うのは滅多にない。新譜じゃなくても中古屋さんで見つからないものは、ネット通販で買う。
新品を中心に扱う店は、おれの好きな音楽をあまり置いていないし、おれの好きじゃない音楽が流れているので楽しくない。狭い店内のアチコチで新譜の宣伝が流れ、パチンコ屋のような非音楽的空間になっていることも多い。
■中古CDを買っても作り手に還元されない
おれが、CDを買うのは中古屋さんがほとんどだ。
ふと気づいた。おれがCDに支払っているお金のほとんどはアーティストに届かないのだ。ずっと探していた商品に、定価以上のお金を支払っても、作った人に還元されない。
こんなお金のまわり方は、不健全だ。音楽業界が続くわけない。
■好きな分だけ還元したい
聴かれた分だけアーティストにお金が行くストリーミングは音楽の救世主なんだろうか。
印税が安い、という問題点はあるようだけれど。
聴かれた分だけ、好かれた分だけ作り手に還元される、という一点は健全だ。
「うちのCDは繰り返し聴いてはもらえない」と知っている人はストリーミングに反対するだろう。
そういう意味では、新品アナログ盤がもっと市場を拡大するといい。
聴いて、聴いて、聴きまくって盤が痛んできたら、新品を買い替えれたら最高だ。