■あそびが停滞していた。
今年の5月ごろ始めた「三題噺を電子書籍にまとめる」というあそびが停滞していた。生業にしている仕事のほうは余裕があったのだが、なかなか時間を割かなかった。
7、8月はオンデマンド印刷で本を作っていたのも一因。家族の誕生日のプレゼントとして、40ページくらいの冊子を作っていた。
だけど、その冊子づくりが終わっても、なかなか重い腰があがらない。仕事関連の本を読んだり、衣類の整理したり、twitterしたり、そんな「やったほうがよいけれど、やらなくてもよいこと」にかまけていた。あそびにくらべたら、優先度が低いはずなのに。
■あそびは高度になると、短絡的な報酬が得られなくなる。
それに比べ、短絡的な報酬が得られる誘惑は多い。ほとんどは無為なことだ。
「やったほうがよいけれど、やらなくてもよいこと」の多くは、一定周期の刺激とランダムな報酬が繰り返され、のめりこみやすい。
■あそびに締切を設けたら、転がり始めた。
抗う手段は「習慣化」ではなく「締切」が有効だった。
はじめは「毎日、三題噺をやる」という習慣をつけようとしたのだが、うまくいかなかった。三題噺のネタ作りはやるのだが、一番面倒な作業がいっこうに進まなかった。習慣づけようとした行動があいまいだったのも原因かもしれない。
数日前、作業スケジュールをひいて締切を設けたら、トントン拍子で進みだした。あそびにおいても目標設定が有効だと気づく。
- スケートボード
- 曲づくりと録音
- 新しい飲食店開拓
- 英語リハビリ
- 映画監督のフィルモグラフィーを追うこと
あと、女性と仲良くなるのもスケジュールと締切ひいたら笑えるかもしれない。